1992年「bella donna」から2022年「purple PENGUIN」までの30年、
僕らしく“ファーストペンギン精神”で歌い続けてきました。
無駄に気負わず、いつもの自分のペースで“らしく”想いを音楽にすること。
仕事も遊びも恋愛も、いつどんなときも本気で向き合い、
そこで生まれる言葉と音符を積み重ねてきた想い=声がここにあります。

toshinori YONEKURA
米倉利紀

  • 米倉利紀 26th album「purple PENGUIN」

    米倉利紀

    purple PENGUIN

    2022.01.26 on sale

    STYLE-002

    ¥3,000(plus tax)

  • 01. 正直者が勝者
  • 02. NEVER ENOUGH
  • 03. 紙
  • 04. THIS IS ME
  • 05. 特別印
  • 06. 誇り
  • 07. THUMBS UP
  • 08. 言葉と音符
  • 09. SAVE THE DANCE
  • 10. 15歳のボクへ
  • 11. CASABLANCA

purple PENGUIN commentary


  • 正直者が勝者 自分基準、自分本位でいいと思う。
    だけど、「らしさ」には周りと調和するという意味もある。
    調和は「らしさ」がないとただの「お調子」。
    自分を技術で着飾ることはできますが、人間力を着飾ることはできない。
    『積み重ねという生き様』を学ばせてくれた人、湯浅幸大-IFBB PRO MEN’S PHYSIQUE。
    多くを語らず、「楽勝の上品さの輝き」に刺激を受けて出来上がった一曲です。
  • NEVER ENOUGH 欲張りな一曲。
    人を好きになる気持ちに上限はない。
    そして、どれだけ好きでもちょっと苦手なことろはあるもの。
    そんなちょっと苦手なところも好きになれる瞬間があったり。
    自分だけが知っている誰にも言わない大好きなとこ。
    8秒間抱き合うと絆が深まるらしい。
  • 紙=心。
    一枚の紙に心ない言葉を殴り書いてぐちゃぐちゃに丸めるとすっきりする。
    言いたいことを吐き捨てるとすっきりする。
    そっと心が落ち着いたときにその紙をどれだけ丁寧に広げ直してみても、
    ぐちゃぐちゃになった紙の皺は消えることはない。
    人の心はそれほど柔軟で繊細なのだということ。
    同じ言葉を使うなら「ありがとう」の気持ちを丁寧に言葉にして息づかせたいと思う。
  • THIS IS ME 世間体や一般常識なんて所詮、人が作り上げた固定観念。
    「しなければいけない」「じゃなければいけない」、
    「凸凹は一体である」「約束した指輪は外せない」と偽った自分に捉われて生きるより、
    例え傷だらけになったとしても本当の自分を大切にして生きたいと思う。
  • 特別印 逃げ出したくなるような人生、最高じゃないですか。
    逃げ出したくなるほどの盛り沢山な人生課題を与えられて、
    人生の次のステージへの階段を一段ずつ上っているわけですよね。
    1段飛ばし、2段飛ばしで上れたら楽ですよね。
    でも、せっかくなら1段ずつ違う景色を見ながら有意義に生きたいものです。
    逃げ出す卑怯ではなく、抜け出す余裕をもって生きたいと思う。
    「苦悩」を感じられる心があることも「幸せ」のひとつです。
  • 誇り 憧れが嫉妬になることがある。
    目標が圧力になることがある。
    過去も未来も『今』がなければ存在しないわけで、
    いつか『今』に感謝できる日が来ると信じて、
    『今』を恥じる必要はないということを歌にしてみました。
  • THUMBS UP 優先順位。
    恋をすると「何を差しおいてでも“この人中心”」という時間軸で生きてしまう。
    でも、もしかすると「何においても“この人中心”」という時間軸なのではないかと思う。
    人を好きになるって最高に幸せなこと。
    四六時中考えているのではなくて、四六時中心が感じている人がいるってこと。
    この想い、“言葉と音符”へ続きます。
  • 言葉と音符 1972年に生まれてから、ずっと「言葉」と「音符」を声にして生きています。
    人生を歌ったり、ときに愛を叫んだり、笑ったり、泣いたり。
    好きになってはいけないのではなく、
    好きになったことをどう受け入れ、どう理解し、どう向き合えるかなのだと思う。
    「今はこの距離感が心地いい」という特別な恋もあっていい。
    この想い、“SAVE THE DANCE”へ続きます。
  • SAVE THE DANCE 人と人、どんな意味があって出逢うのだろう。
    「選択」「組み合わせ」で掴む「幸せ=運」は全てタイミング。
    「タイミング」ってときに酷なものですね。
    でも、その「酷=痛み」を知るから次の幸せを優しく抱きしめられるのだと思います。
    「THUMBS UP」「言葉と音符」「SAVE THE DANCE」の物語です。
  • 15歳のボクへ デビュー30周年、芸能生活35年。
    大阪で生まれ育ち、15歳でこの業界に入り、17歳で上京、19歳でアメリカに移住しました。
    僕にとっての歌人生のはじまりの街は心斎橋、難波、そして東京、ニューヨークへと続いていきます。
    生活拠点がある東京、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロスアンジェルスという街から、今もたくさんのことを学び続けているわけですが、やはり人生の大半を過ごしている東京という街で学んでいることは何にもかえられない貴重な人生課題だらけです。今の僕があの頃の僕を思い出し語り掛けることはできても、あの頃の僕は今の僕をただ見守ることしかできない。あの頃の僕に頼るのではなく、あの頃の僕の意思に恥じることのない生き方をしたいと思う。
  • CASABLANCA 「愛はひとつ」、わざわざメッセージにするほどのことではない時代になりました。
    まずは自分の人生を全うするために必要なことを見つめ直し、
    そこで掴んだ「勇気」と「優しさ」で次に幸せを繋いでいく喜び。
    大好きな『カサブランカ』という花から学んだこと。